2021年09月09日

2021年フォトイメージング市場動向

フォトイメージング需要動向(2021年版)
日本フォトイメージング協会は、2013年度以降、アマチュア写真市場の市場規模を推計し、発表してまいりました。
撮影ツールとしてのスマートフォンの台数増と高画質化により撮影ショット数は増えるが出力につながりにくい傾向が継続、市場はダウントレンドが続きましたが、2018年度以降はマイナスが縮小し前年比3%前後で推移してまいりました。
2020年度は新型コロナ感染拡大により「人が集まる様々なイベントや旅行」が中止となり、撮影機会が大きく減少しデジタルプリントをはじめ、フォトイメージング市場に大きなマイナス影響をもたらしました。その結果、市場規模は1450億円、前年比80%と大きく落ち込んだと推計しております。
しかる状況下でありますが「写真の持つ魅力」が損なわれた訳ではなく、「ネット活用による簡易なプリント発注」や「出張型撮影ビジネス」「巣ごもり需要によるアナログデータのデジタイズ、過去の画像からのフォトブック作成」など工夫を凝らし、新生活様式に合った「写真の楽しみ方」が広がっております。
一方、当業界の課題である「スマートフォン内の大量の画像データーを写真として出力することで、大切な思い出の整理・保管に繋げていく」は、まだまだ道半ばの状態です。写真を撮影、画像整理と併せてプリントで保管することが、大切な思い出を残す為の最適手段であることを啓蒙してまいりたい、と考えます。

2021年度の市場予測は、4-6月期実績トレンド(前年を上回っております)より、上期は前年比105%と推計、下期は「感染拡大」と「ワクチン効果」の予想が難しいですが「底堅い写真需要」より更に挽回が進み前年比113%、2021年度は1602億円、前年比110%(コロナ前の2019年度の水準には戻らず)と推計しました。
市場拡大の課題を「新しい写真の楽しみ拡大」「スマートフォンからのプリント拡大」ととらえ、その進捗を、注視してまいります。
なお、フォトブックの市場予測について、フォトブック資料のページに掲載しています。また、日本フォトイメージング協会会員の皆様には、会員専用ページにて商品カテゴリー別に市場動向をレポートしていますので参考にしてください。

フォトブックの市場予測について、フォトブック資料のページに掲載しています。また、日本フォトイメージング協会会員の皆様には、会員専用ページにて商品カテゴリー別に市場動向をレポートしていますので参考にしてください。

【関連情報】2020年フォトブック市場予測